「記事が書けない」「文章の書き方がわからない」という悩みは尽きません。特にアフィリエイトを始めたばかりの初心者に良くある話ですね。
もちろん私も当時はその一人でした。記事を書くぞ!と意気込んだのは良いものの・・・パソコンの前で何時間も座っているだけで夜になる、目的の記事は全く書けていないのが当たり前。
それが何日も何回も続きました。
そうならないためにも!ここではアフィリエイトに適した記事の書き方について説明しています。記事を書く前に一度目を通しておくと良いでしょう。これが全てではありませんが、何かのヒントにはなると思うので参考にしてみてください。
目次
ターゲットを明確にする
記事を書くときに意識してほしいのが、誰に向けて書いているか?をハッキリさせる事です。記事が書けない、書いても内容がフワッとしていて何を言いたいのかがまとまらない、という事はありませんか?。それは読み手の事を考えていないからです。
ただ漠然と記事を書くのではなく「こんな人に読んでもらいたい」「こんな人に向けて書いている」というように読み手をリアルに意識することで文章に深みが出るんです。
ここで、アフィリエイトを交えて考えてみましょう。あなたは商品を売りたい!でも売れない。これが普通です。
なぜ売れないのかはいたってシンプル。それは読み手のニーズを満たしていないからです。役に立つ情報を発信しなければ商品は売れません。
ではダイエットのサイトを例にもう少し考えてみます。もしも、あなたがダイエットのサイトを作ったとしましょう。そして、ターゲットをイメージします。
【×例】
- ダイエットを考えている女性
- 挫折を繰り返している
「えっ?ターゲットは多い方がいいんじゃないの?」そう思うかもしれませんが、ターゲットは狭く、そして深く情報を与える方が有利です。
広く浅く呼びかけるよりも、狭く深く呼びかけた方が結果は後者に軍配が上がります。もちろん広く浅くをターゲットに展開するアフィリエイトもありますが、今回は商品を売るという事を前提に考えています。
例えばこのようなターゲットの設定を考えます。
【〇例】
- 30代前半女性
- 体重60㎏前半
- 未婚
- 仕事をしている(デスクワーク)
- 過去にあらゆるダイエットに挫折している
- 運動が苦手
- 食事制限でダイエットしたい
でもこれだけ絞ってもこの条件に当てはまる人は山のようにいます。まだ絞り込んでもいいくらいですね。
これくらいのイメージを膨らませる事が大切です。逆手を取るように感じますが、これくらいイメージしなければ相手の立場になって考える事はできません。
このイメージした架空の人物に対してだけ書いたサイトを作ったとしましょう。もしも、同じような条件の人がサイトに訪れたらどう思うでしょうか?
「私のためのサイトだ!」絶対にそう思います。
その人は必ずあなたの記事を何ページも読むでしょう。そして目的がマッチしたら商品を購入してくれる確率が高まります。
これを前提にタイトルや記事を書いていきます。
SEOを意識したタイトルの決め方
普通のサイトのほとんどは検索から入ってきます。
つまり、あなたの書いた記事・サイトが検索上位表示される必要があります。検索上位に入らなければあなたの記事は読まれることはありません。
あなたの記事が検索で上位表示されるためにもSEOをしっかりと意識してタイトルを付けましょう。
キーワードをタイトルに入れ込む
タイトルに狙ったキーワードを入れる事で検索上位に表示させる確率を上げます。
とは言っても先ほどの話を思い出してみましょう。ダイエットのサイトを作るという例題をもとにターゲットを絞ってみました。
ではあなたの作るサイトを「ダイエット」というキーワードで検索上位に表示させることができるのでしょうか?
答えはNOです。100%無理というわけではありませんが、とてつもなく無謀と言えるでしょう。ダイエットなどのビックワードは単独ワードで上位表示させるのは難しいので、複数のワードを組み合わせた複合ワードで検索上位を狙います。
ダイエットを調べる時に漠然と検索しませんよね?例えば「ダイエット 食事」「ダイエット 食事制限 初心者」など、ダイエット+キーワードで自分に興味がるカテゴリに絞って検索するのが一般的です。そこを狙ってタイトルにキーワードを入れ込みます。
例えば
食事制限ダイエットは本当に痩せる?初心者がはまりやすい落とし穴と実体験
このタイトルだと「食事制限」「ダイエット」「初心者」「実体験」というキーワードが含まれています。
つまり「食事制限ダイエット 初心者」「食事制限ダイエット 実体験」などの複合ワードの検索で表示されるように狙っています。食事制限というキーワードを主体にタイトルを決めていますよね。
狙っているキーワード+複合ワードで検索されることを予想しながらタイトルを決めるのがSEOの基本です。
しかし、注意も必要でキーワードの詰め込みすぎは良くありません。3つ程度に絞るのが良い傾向にあります。
▶キーワードの選び方
キャッチーなワードを意識する
記事は読まれて意味をなします。どうやったら読まれる確率が上がるのか?それはタイトルそのものが影響します。
例えばあなたが食事制限ダイエットのメニューを検索したとしましょう。
1位に「食事制限に有効的なダイエットメニュー」
2位に「私はこれで5㎏痩せました!簡単に作れておいしい!食事制限メニュー20食」
普通にタイトルをつけるよりもキャッチ―なワードを意識するとよりクリックを誘発させます。
上記のタイトルだと「私はこれで5㎏痩せました!」の部分です。私は痩せる事ができましたという報告です。「それなら私も痩せる事が出来るかも」とそこに可能性を感じて中身を確認したくなります。
他にも、「えっ?まだ痩せてないの?」など、皆やせてますよ?とも捉える事が出来るタイトル、これは自分では意識していなくても強迫観念に訴えかけるテクニックです。
テクニックは様々あるので書籍などを参考にすると良いでしょう。
しかし、同じパターンのタイトルになったり、注目を集めるために奇抜なタイトルばかりをつけると読み手を不安にさせてしまう事もあるので注意が必要です。
わかりやすいタイトルも忘れずに!
- SEO上は狙っているキーワードを入れ込む
- キーワードは入れすぎない
- キャッチーなキーワードを意識する
これを意識してタイトルをつけるという事はわかりました。
でも、タイトルの意味は記事の内容がわかるようにする事にあります。つまりは記事の要約、タイトルをみて記事の内容がわかるのが基本です。
タイトルを入れ込みすぎてタイトルがまとまっていなかったり、意味不明な日本語になったりするのはNGです。
上記の項目を意識しつつ、わかりやすいタイトルになるように心がけてください。
アフィリエイト初心者必見SEOを意識した記事タイトルの決め方アフィリエイトに適した記事の書き方
タイトルの決め方はひとまず区切りをつけて、ここからは記事の書き方に入ります。
では、アフィリエイトに適した記事の書き方とは具体的にどういう事でしょうか?
ここで、読み手となるターゲットの設定をもう一度思い出してください。読み手の事をリアルに想像して、相手の気持ちに立って文章を書く。
記事は狭く、深く情報を与える。そして結果的に「私のためのサイトだ」と思ってもらうのがベスト!そうすると、自然に記事が書けます。
つまり、いかに相手の心を掴めるかがポイントです。心を掴む文章=稼げる文章です。
綺麗な文章と読まれる文章は違う
記事を書き出すと起こる問題の1つに「綺麗な文章を書こうとする」という壁があります。
いえ、別に悪い事じゃないんです。ただしあなたはまだ執筆のプロではありません。プロのライターでなければ、小説家でもない。
問題なのは、綺麗な文章を書こうとして「記事が書けない」という負のスパイラルにハマってしまう事。そして”綺麗な文章と読まれる文章は違う”という事を理解していない事です。
ついつい綺麗な文章を書こうとして、読み手の事を忘れがちになってしまいます。例え文章がいびつでも読み手を想像して書いた記事は心を掴みます。
文字を読むのが苦手な人でも、「小説は読めないけど、ブログなら読める」という人は意外と多いんですよね。それは純粋に読みやすいという部分が影響しているのかもしれません。
逆に言うと、「堅苦しくない」からではないでしょうか?小説を読む時に大抵の人は「THE・活字」というイメージがあり、少し構えてしまう傾向があります。しかしブログだとまるで会話をしているような感覚、相手の話を聞いているような感覚で読み進める事ができると感じた事はありませんか?
そこには、相手の事を考えているからこその心を掴む文章があるからですよね。それが読まれる文章に繋がっているんです。
もちろん、綺麗な文章で相手の心も掴めば最高です。しかし、綺麗な文章と読まれる文章は必ずしも直結しないという事を覚えておいてください。
まずは、いびつな文章でも相手の事を考えて会話しているかのように意識すると文章がスラスラと書ける場合もあります。
書かないと始まらないし終わらない
当たり前のことですが、書かないと始まりません。そして終わりません。
記事を書き上げるのに何時間もパソコンの前へ座り、1日たっても全く書いていない事もあります。
頭の中でどのように文章を書くかを組み立てて、それを書こうとするんですけど、一向に進みません。頭の中でまとまらないんですね。
これが良くあるパターン、だから何時間もパソコンの前に座ったままフリーズしてしまうんです。
再度言いますが、綺麗な文章を書こうとしていませんか?
初めは綺麗な文章を書こうとしなくていいんです。上記でも言いましたが、綺麗な文章と読まれる文章は別物です。
1日たっても記事が完成しないなんて時間がもったいないですよね。まずは何でもいいから書き出すことが最短ルートですから、とにかく頭に浮かんだ事を思うままに書き出していきます。
例えそれが、読みにくい文章でも、話がまとまっていなくてもいいんです。書き出した後にゆっくり文章を整えていけばいいんです。
何も書けないよりも、よっぽどいいですよね。記事が書けない人は、なんでもいいから書く事から始めてください。文章力は徐々に付いてきます。
Q.文章力をアップさせる方法はありますか?A.とにかく「読む」「書く」それが全てです。小学生でも理解できるように書く
意外と難しいのが誰にでも理解できるように書くということです。
もちろんターゲットの層は絞って記事を書きますが、理解力は人それぞれです。難しい言葉を使うとそれが理解できない人もいるでしょう。
せっかく訪れてくれたその人は、あなたのサイトを去るかもしれません。特に専門用語は使わないようにするのが無難です。
当たり前のように難しい文章と言い回し、意味不明な専門用語・・・実際に私もそのようなサイトに遭遇すると、何となくそのページを消します。それが普通なので、できるだけ誰でも理解できる文章を心がけます。
どうしても専門用語を使わなければ記事を書くのが難しい場合は補足事項として言葉の意味を解説してあげると良いでしょう。
もう1つ意識してほしいのが、文章をショートカットしない事です。「当たり前のことだからわかるだろう」くらいの気持ちで文章を短縮したり、単語を削ったりすると自分はわかっていても読み手は理解できない場合があります。
意外とこれが多いので読み手は混乱してしまうんですよね。1つ1つ丁寧に文章を書くように心がけてください。
誰にでもわかる文章と言いましたが、目安として小学生(高学年)でも理解できる文章を意識すると良いでしょう。もちろん、難しい内容の記事もあるので限界はありますが、「この文章は小学生でも理解できるかな?」と一度考えてみてください。
1つの記事に1つの事を書く
基本的に1つの記事に1つの事だけを書いてください。
情報は多い方がいいのでは?という考えもあるとは思いますが、そうではありません。まとめ記事ならともかく、色々と書きすぎない事!良くあるのが記事を書いたけど、内容がゴチャゴチャしている、結局何が言いたいのかわからない、等のパターンです。結果的に記事がまとまらず読み手を混乱させてしまいます。
タイトルにも多くのキーワードを入れこむのはあまり良くないので、1つの記事に1つの事だけを書くのが基本です。
例えば・・・
「リンゴダイエットの正しいやり方」というタイトルならリンゴダイエットのやり方だけを書きます。少しくらい話がそれるのは良いですが、リンゴダイエットの記事なのに、トマトダイエットのやり方を書いてはいけません。
つまりは、マッチ・ザ・タイトルですね。情報は狭く深くを思い出して、タイトルと記事の中身を合わせください。
読み手はタイトルを見て記事を読むかを判断します。内容がタイトルと違ったら、そこで読むのをやめますよね?タイトルを決めたらそのタイトルに沿った内容を書く。それが基本です。
※記事を書いた後にタイトルをつけるパターンもあります。
わかりやすく説明するテクニック
記事を書いていて「文章が単調だな」とか「読み手にどう伝えればいいのかわからない」とか、書いていてしっくりこないという事があります。
特に説明しているのに相手に伝わらないというのは致命的ですよね。
読み手が飽きないように、尚且つ簡単に理解できるように文章を書く必要があります。
そのような場合は「例え」を使いましょう。
当サイトはアフィリエイトの始め方からレクチャーしています。当然、サーバーやドメイン、WordPressの説明もしないといけないので以下のような例えを使っています。良い例と悪い例を見てみましょう。
【×例】
WordPressでアフィリエイトをする場合は、ドメイン、レンタルサーバーが必要です。この2つは何か?と言うと、ドメインはURL、サーバーはサイトを作るうえで必ず必要になります。この二つは必須です。
【〇例】
WordPressでアフィリエイトをする場合、ドメインとレンタルサーバーが必要です。どのような役割をしているのか?と言うと、サーバーはネット上の土地だと考えてください。そこにドメイン(URL)という名の住所をあてがう事でネット上であなたのサイトが登録されます。そこにワードプレスという家を建てるのです。
どちらがわかりやすいかは一目瞭然ですよね?
難しい話でも身近な物に例えてあげるとイメージがしやすくなるので、意外と簡単に頭に入ってきます。しかも文章が単調にならずアクセントになるので、わかりやすく説明する「例え」は覚えておくと良いでしょう。
言葉に深みを出すテクニック
少しレべレが高いテクニックですが、言葉に深みを出したいなら偉人の名言を引用するというのも一つの手です。
結果を出している人の言葉は信憑性がありますよね。
どうすれば文章が書けるようになるのか?とにかく書くことしかありません。
でも、モチベーションはいずれ下がるんですよね・・・でも出来るようになった自分を想像してみてください。
イチローもこんな事を言っています。
そりゃ、僕だって野球や勉強の練習は嫌いですよ。
誰だってそうじゃないですか。
つらいし、大抵はつまらないことの繰り返し。
でも僕は子供のころから、目標を持って努力するのが好きなんです。
だってその努力が結果として出るのはうれしいじゃないですか
目標が結果になった時は誰だって嬉しいですよね。大切なのは想像する事だと思います。
努力と結果がリンクした時、あなたは成長するはずです。
このように偉人の名言を引用すると、言葉に深みがでますよね?
このテクニックは少し難しいし、使いすぎるとまとまりがなくなってしまうので、ここぞという時だけに使うのがベストです。
見出しだけで記事の内容を伝える
記事を書いても全ての文章は読まれていません。それが現実なんですよね。
一般的には「流し読み」というような形で読まれます。読んでいるようで読んでいない、必要な文章だけ探して読む、というような読まれ方です。
流し読みしている時にどこを読んでいるか?という事を考えてみましょう。
まずはパッと見出しを見るんです。求めている内容なら読みますし、違うなら流します。それの繰り返しです。つまり、内容を把握するためにも見出しだけは取り合えず見てる人が多いんでですよね。
逆に考えると見出しを見て「記事の大まかな内容」「何を伝えたいのか」が分かるのがベストです。
その部分を意識して見出しをつけていくと、記事全体の内容が構成されるのでより自然に記事を書くことができます。
見出しで内容が伝わるように意識してみましょう。
▶記事の構成と文章の組み立て方
必ずチェックをする
記事を書き終えた後は必ず文章を読み返してチェックを行います。
誤字脱字はもちろん、タイトルと記事の内容があっているか、言葉の使い方がおかしくないかなど確認して下さい。
- SEOを意識したタイトルがつけられているか?
- タイトルと記事の内容は合っているか?
- 伝えたかった事が書けているか?
- 間違った日本語を使っていないか?
- 言葉使いはおかしくないか?
- 記事の構成はおかしくないか?
- 文章が単調になっていないか?
- 適切な見出しがつけられているか?
- 画像を入れ込んでいるか?
そして次の日、再度確認しましょう。その日は良くても次の日に読み返すとおかしい部分がある場合があります。最終確認を終えると完成です。
誤字脱字は何度読んでも気が付かない可能性があるのでウェブサービスを使うと便利です。当サイトではEnnoがシンプルで使いやすいのでこちらを使用しています。
書いた文章をコピペしてチェックボタンを押すだけで解析してくれます。誤字脱字や怪しい日本語の使い方も指摘してくれるので役立てると良いでしょう。
参考 文章チェックツールEnno記事の中に画像を入れ込む
ただ単に文字が敷き詰められた文章よりも画像やイラストを入れ込んである方が、視覚的にも飽きませんし内容が伝わりやすくなります。
特にアイキャッチ画像は読み手の目を引き付けるために必要とする基本的な手法です。記事よりもアイキャッチ画像の選定に時間をかけろ!という人もいるくらい重要な事なので画像選びも慎重に行いましょう。
しかし、注意も必要です。画像というのは基本的に著作権で保護されています。例えば人のサイトやブログの画像を勝手に使用したら、著作権の侵害になります。
とは言っても、人のブログから勝手に画像を使用しても画像を加工するなどしたら実際はバレないでしょう。しかし、ルールですので画像の盗用はしないでください。
プロのブロガーやアフィリエイターは自分で画像を撮影するか、画像販売サイトからお金を出して購入しています。
しかし、最初はそんな画像にかけるお金はないと思いますので、フリー画像を使用すると良いでしょう。当サイトのほとんどがフリー画像を使用しています。
商用利用OKのフリー画像サイトはいくつもあるので、当サイトが使用しているおすすめのサイトを紹介します。以下でまとめているので利用してみてください。
WordPressに使える商用利用OKのフリー画像サイト【まとめ】まとめ
- SEOを意識したタイトルをつける
- 誰でも理解できるように書く
- 読まれる文章を心がける
- 1つの記事に1つの事を書く
- テクニックも使う
- 見出しで内容を伝える
以上が記事の書き方でした。今回紹介している事はほとんど基本的なことです。これを意識すれば記事も書けると思いますし、SEOにも強い記事が完成すると思います。
今回紹介した書き方や、考え方、テクニックはほんの一部です。色々な書き方やテクニックを試して自分に合った記事の書き方を確立しましょう。
▶ブログ記事の構成をルーティーン化することで時短執筆する方法
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