SEOの観点から見てもアフィリエイトにおける記事タイトルはとても重要です。
もちろんコンテンツが大部分を締めますが、記事タイトルも検索上位に表示される要因に大きく関わっています。
ただ漠然とタイトルを決めるのではなくSEOを意識したタイトルを付けてください。
ここではSEOを意識した記事タイトルの付け方という事でポイントをまとめておきます。
狙いのキーワードを入れ込む
記事タイトルを決める時にキーワードを入れ込むことが重要です。
記事の内容で伝えたいことのキーワードをタイトルに入れ込みます。つまり狙いのキーワードをタイトルに入れ込むのです。
しかし、漠然と狙いのキーワードを入れ込めばいいという訳ではありません。ユーザーは単独ワードよりも、複合ワードで検索する傾向があるので、キーワードとキーワードを組み合わせて複合ワードを意識します。
つまり、キーワード単体ではなくキーワードの組み合わせてできる複合ワードで検索結果で上位表示を狙います。
当記事を例にタイトルに注目してみましょう。
【当記事のタイトル】
「アフィリエイト初心者必見SEOを意識した記事タイトルの決め方」
狙いのキーワードは3つあります。
- 「アフィリエイト初心者」
- 「SEO」
- 「記事タイトル」
というのも、ユーザーがどのようなキーワードで検索するか?検索表示されるか?を想像しましょう。
当記事では
という場合を想定して記事を作成しています。
この記事に限ったことではありませんが「アフィリエイト初心者 SEO 記事タイトル」とそのまま検索する事を予想してタイトルを決めています。
これがキーワードの組み合わせである複合ワードです。
ここで間違いが起こりやすいのですが、キーワードは入れすぎてはいけません。そして同時にこんな疑問もあります。
キーワードを多く入れたほうが検索結果に引っかかる確率が高くなるんじゃないの?
効果は逆です。
キーワードを入れ込みすぎるとSEOの力が分散されてSEOとしては弱くなります。しかもタイトルと内容がマッチしなくなる傾向が高く何を伝えたいのかがわからなくなります。
キーワードはできるだけ限定して範囲を狭めて内容を濃くします。
ユーザーは「何かを解決したい」「知りたい」と思い検索するので必要な情報だけを知りたいんです。つまり内容を限定したほうがSEOにも強くクリックされる確率も上がります。
キーワードの数としては多くても3つまでというのが当サイトの見解です。
各サイトで意見は分かれるかもしれませんが大きな差はありません。総合的に見て3つ以内にした方が記事の内容もまとまりやすく、タイトルも伝わりやすくなるので基本は3つにしています。
もちろん基本ですので、場合によっては少なくなる場合もありますし4つになる場合もあるかもしれませんが出来るだけ3つを意識すると良いでしょう。
狙いのキーワードはできるだけ最初に入れるべきか?
「狙いのキーワードは最初に入れたほうが検索上位に入りやすい」というような都市伝説的な事を言っているサイトもありますがSEO的にはあまり効果はないでしょう。
しかし、SEOには効果は無くてもそれなりの理由があって言っています。
それは検索結果に教示された時、狙いのキーワードが最初にあるとユーザーの目に入るのはもちろんそのキーワードです。
ユーザーはネットの情報を0.何秒の世界で必要か必要でないかを判断しています。
まずはユーザーに注目されるために狙いのキーワードを最初に入れる事で視覚的にアピールできるわけです。
当サイトではSEOに大きな影響を与えないという事とタイトルのパターンが限られてくるという事から、狙いのキーワードを最初に持ってくるような事は意識していません。
しかし、アピールの効果はあると思うので参考にしてみると良いでしょう。
32文字以内?の意味
「記事タイトルは32文字以内や26文字以内にしよう」とよく言われています。
その原因はGoogleの検索結果に表示される文字数にあります。記事タイトルが長く検索結果に全てを表示されない場合は「‥‥」と省略して表示されています。逆に短い場合は記事タイトルの後にサイトタイトルが表示されます。
確認したところ現段階では検索結果に何文字表示されるかは曖昧です。
31文字もあれば33文字もあります。結論から言うと一番多いのは全角32文字です。
サイトにより文字数がバラバラですので、情報が古い可能性があります。
当サイトでは確実性を得るために記事タイトルは30文字以内を推奨しています。
30文字以内にすると、確実に記事タイトルの全てが検索結果に表示されるからです。
もしも、あまりにも長すぎるタイトルが検索結果に表示された場合ユーザーはタイトルからどのような内容なのかを想像できない場合があります。
ユーザーがわからないという事は検索結果に上位表示されてもクリックされる確率が落ちます。
ユーザーにとって検索した結果と知りたい内容がマッチしていなければ、そのサイトに要はありません。
ユーザーの判断基準としての入り口はもちろんタイトルですよね?
タイトルのすべてが表示されるという事はSEOというよりもユーザーファーストという考え方の一面があります。ユーザーに記事の内容をタイトルで伝える事が本来の形です。
逆にタイトルが長くてもSEOには問題ありません。
タイトルの文字数が40文字でも50文字でも検索結果に上位表示されている記事はたくさんあります。
タイトルの文字数は30文字以内を意識すると良いですが、必ずしもそうしなければいけないという事はありませんし、それよりも長くなっても問題はありません。
30文字以内というのは検索結果にタイトル全文を表示させるために推奨している数字です。
自然なタイトルにする
自然なタイトルにするというのは、そのままの意味です。逆に言えば不自然なタイトルにしないとも言えますね。
というのも先ほど、タイトルにキーワードを入れすぎないという事を上記でいいました。キーワードを入れすぎるとタイトルが意味不明になりがちです。無理やりキーワードを入れたせいか不自然な日本語のタイトルになってしまいます。
これが1つ。そしてもう1つ不自然なタイトルになってしまう原因があります。
それはキャッチーすぎるタイトルをつけるという事。
キャッチ―なタイトルというのは目を引くタイトルという事を指します。目を引くタイトル=クリックされやすいタイトルです。
別記事ではキャッチーなタイトルを付けるメリットを説明していますが、ここではあえてリスクも説明しておきます。
正直、キャッチーなタイトルをつけるのは悪いことではありません。タイトルにインパクトを与えるのは重要です。
しかし、記事のすべてにインパクトを与えすぎると記事全体で力が半減されます。
これはここぞというタイミングで使うのがベストですね。そしてインパクトを求めるあまり意味不明な日本語になってしますことがあります。
更にインパクトを求める行為がエスカレートして行き過大な表現をしてしまったり、誤解を招く表現をしてしまう事もあります。
これが一番やってはいけない事です。
「まさかそんな事」と思われるかもしれませんが実際に起こっていますし問題にもなっています。
ユーザーは事実を求めています。ユーザーが一目でわかるようなタイトルにする事が1番重要です。
SEOの観点から見ても不自然な日本語のタイトルは良く無いのは明らかで、キャッチーなタイトルは必要ですが使い方に注意が必要です。
まとめ
SEOに適したタイトルとは何かを考えると、それはユーザーを一番に考えたタイトルです。
- 一目で内容がわかる
- キーワードを入れ込む
- 何ができるのかを伝える
- 自然な日本語
- 事実のみを伝える
- 記事の内容とタイトルがマッチしている
- 30文字程度
特に重要なのはキーワードを入れ込む事。そしてこの記事で何を説明しているのか?何ができるのかを伝える事です。
ユーザーは何かを知りたい、何かを解決したいと思って検索します。
それを記事への入り口としてタイトルで教えてあげるのが本来の形式です。
今回はタイトルの付け方、決め方に視点を置きましたが大前提として良質な記事がある事が前提です。
タイトルどうのこうのの前に記事の内容がダメダメなら検索結果に上位表示されることなど不可能です。
まずは良質な記事を書くそして、その記事に最適なタイトルを付ける事を意識することがSEOに繋がります。